「与える」跟「あげる」的差別

我們都學過「あげる」、「くれる」、「もらう」等授受動詞，不過學到後面就會認識到類似意思的──「与（あた）える」。「与（あた）える」跟「あげる」都是給的意思，它們有什麼不同呢？以下來看看吧。

兩者最大的區別在於：「与（あた）える」可以用於抽象或具體的事物，但「あげる」只能用於具體物品。例如抽象方面：「希望（きぼう）を与（あた）える」、「希望（きぼう）をあげる」；具體方面：「おもちゃを与（あた）える」、「おもちゃをあげる」。以下我們再來談具體部分有何差異。

具體物品

在給具體物品的時候，「あげる」是用於平輩、上對下或親近的人，例如同學給同學、上司給部下、家人朋友之間等，依情況會有施恩惠的意味。而「与（あた）える」是用於上對下，與施恩惠沒有絕對關係，並且多帶有鄭重的語感。

1. 子供（こども）にお小遣（こづか）いをあげる。
   給孩子零用錢。
2. 子供（こども）にお小遣（こづか）いを与（あた）える。
   給孩子零用錢。
3. 親（おや）にお金（かね）をあげる。
   給父母錢。（※ 用「渡（わた）す」更好，可避免施恩意味）
4. 親（おや）にお金（かね）を与（あた）える。
   給父母錢。（基本上不用於下對上）

抽象事物

在抽象事物上只能用「与（あた）える」，如「印象（いんしょう）、影響（えいきょう）、被害（ひがい）、罰（ばつ）、学位（がくい）」等，其內容不分好壞，不好的印象或影響都可使用，而這些都不能替換成「あげる」。

1. 好印象（こういんしょう）を与（あた）える。（あげる）
   給人好印象。
2. 悪（わる）い影響（えいきょう）を与（あた）える。（あげる）
   給人不好的影響。
3. 台風（たいふう）は農作物（のうさくぶつ）に大（おお）きな被害（ひがい）を与（あた）えた。（あげる）
   颱風帶給農作物很大的損失。
4. 先生（せんせい）は生徒（せいと）に罰（ばつ）を与（あた）えた。（あげる）
   老師處罰了學生。
5. 大学（だいがく）は彼女（かのじょ）に名誉（めいよ）学位（がくい）を与（あた）えた。（あげる）
   大學給了她一個名譽學位。

「与える」跟「もたらす」的差別

補充一下，看到「影響を与える」、「被害を与える」可能會聯想到另一個常見的片語：「影響をもたらす」、「被害をもたらす」。意思都一樣，差別在於角度的不同，「与える」是帶給，「もたらす」是帶來（通常指某件事帶來的結果），相當於「持って来る／持って行く」。關於這部分以後再寫專文解說。

1. 台風（たいふう）は農作物（のうさくぶつ）に大（おお）きな被害（ひがい）を与（あた）えた。
   颱風帶給農作物很大的損失。
2. 台風（たいふう）は農作物（のうさくぶつ）に大（おお）きな被害（ひがい）をもたらした。
   颱風給農作物帶來很大的損失。

總結

	与える	あげる
對象	上對下	平輩、晚輩、親密
目的語	抽象／具體	具體
恩惠	無關	有關